こんばんは。金澤一声です。
2016年もいよいよ師が走る月。一年あっという間です。
昨日は「軽い力の整体ほどカラダの奥に作用します」そんな話でした。
その続きというか、体験を通しての失敗談。
強い力をカラダに伝える整体も、軽い力でカラダに伝える整体も「時と場合」で、ようは「使い方」です。
そこに良い悪いは無い。
だったら「整体を受けてくれる人が出来るだけ喜んでくれる方法で、整体を受けて欲しい。」
そんな気持ちがあります。
プロの視点としてクライアントのカラダが整ったか?どうか?は、見ていてすぐにわかります。
でも、整った感覚をクライアントが感じているか?いないか?は別問題。
それが軽い力での施術をなるとさらに顕著になって、僕の目から見てカラダが整っていても、クライアントがそれを感じてなければ「ん?」となる。
ベターなのは僕の見立てと、クライアントの感覚が一致するのが良いんだけど、なかなかそうはならない。
いろんな伝え方でそれを感じてもらおうとはするんだけど、感じてもらえるのは4割くらいかな?
半数以上の人は、その時のカラダの変化に気付かない。
「自分の納得いくことが全て」
この仕事もそれなりに長くしてるので「人とはそういうものだ」と理解のうえ施術をしてます。
でも出来るだけ喜んで欲しいんよねぇ。せっかく町中にたくさんある整体院の中から、僕の所に来てくれた訳だから。
なので軽い力での施術が有効なクライアントだと判断しても、施術後「?マーク」を感じてる人には、カラダで納得してもらえるように・・・ようは「してもらった感」を感じてもらえるように、少し強めのアプローチを施したりしてました。
そんな時って、施術後すぐは「あー!そこそこ!」って、やってもらった感に満足して整体院を後にしていきはるんですが、施術をした何人かは「あの後めっちゃしんどくなって」・・・とクレームというか、とても「喜んでくれている」とは思えない残念な反応が返ってきたんですね。
そんなことが何度かあって、いまでも「喜んで欲しい」という気持ちは変わらずありますが「これをやったら後でしんどくなる」というアプローチはしなくなりました。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
やりすぎてカラダを傷めるくらいなら、何もしないほうがまだマシなことって沢山あります。
お腹は腹八分。整体の刺激は満足の「半分」くらいがちょうど良いように思います。
では。
コメント