金澤一声です。
「語らずとも物語る」ものがあります。
それは「自分のカラダ」。
個人情報保護も利かないほど、アナタの秘密がバンバン外に垂れ流されています。
お風呂が好きでよく銭湯に行くんですが、気が付けば人の体をジィ~っと見ている自分の姿があります。
当然”男風呂”なんで、あんまり露骨な見方をしてると「お!アイツ俺に興味あるんかな?」なんて声かけられると嫌なので、その辺りは気配りしながら見てるんですが、これが実に面白い。
治療院と違い、至近距離でカラダを眺めるより、少し引いた状態から全体・・・そして動きや肌の色ツヤなんかを観察してると、色んな物語が浮かんできます。
- この人はお酒が好きで、それが行き過ぎちゃって内臓傷めてオペした事あるなぁ。とか
- 体のラインは細いけど、しなやかで力みのない動きしてる・・・武道でもやってるんかな?とか
- 右の腸腰筋の動きが全然出てない。あのポイントを調整していけば、脚が挙がり歩く時の歩幅が大きくなって、調子よく過ごせるやろうなぁ。とか
とにかく見てるだけで色んな情報が得られて、どこをどうしていけば良い方向に向かうかなぁ・・・そんなことを考えてると、男のハダカでもなかなか楽しめます。
当の本人は、自分の体がそんな物語を自然と語ってるなんて気付いてないやろなぁ。
心意気は背中が語り、健康は見た目が語る。
お後がよろしいようで。
では
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