私がこの業界に入った20代の頃の話です。
23歳に鍼灸師と柔道整復師のライセンスを取得し
人の体をメンテナンスする仕事に就きました。
国家資格を取ったといっても
学校で腰痛の治療法や肩こりの治し方を
学んだわけではありません。
(※法律で定められたカリキュラムではないので
学校の授業には入っていません。)
あくまでも
「人に施術していいよ」という
許可が下りただけ。
全くハンドルを握らない
ペーパードライバーのようなものです。
何も知らないし何もできない。
なので医療機関に勤務し
経験を積もうと考えました。
23歳から29歳までのあいだ
整骨院にも整形外科にも勤務しましたが
その時に実感したことがあります。
それは
腰痛や肩こりといった
多くの人が抱えている症状に対して
「考え方や治療はいい加減なものなんだなぁ」
ということでした。
理論はあいまい。
治療はテキトー。
「とりあえず気になっている所を
揉みほぐせばどうにかなるでしょ」
「温めたら血流良くなって
痛みは和らぎ治っていくだろう」
そんな捉え方でした。
私も勤務したての頃はそんなもんだと
考えていました。
しかし
大勢の患者さんの治療をさせて頂く中で
つじつまの合わない状況に多く遭遇しました。
ベテランの先輩柔道整復師や
医師の指示のもと
施術しているのにもかかわらず
「いくらほぐしてもよくならない」
「ほぐせばほぐすほど悪化した」
「医師の指示通りのリハビリをしても日ごとに症状が悪化していく」
などなど。
「なんでやねん・・・」と
頭を悩ます症例にたくさん出くわしました。
いまでは「なぜ治らなかったのか?」は理解できます。
揉んだり温めたりするだけでは
原因は解消しませんから。
反対に「そりゃ治らんやろ!」
「悪化して当然だわ」と
いうことばかりしていましたね。
それが勤務した
整骨院や整形外科の現状でした。
他のところはどうなのか?
全て調査したわけではありませんが
卒業後医療機関に勤めている何人かの友人に聞いた所
どこでも似たような状況でした。
どんな人でも出ている症状の多くは
体が持っている治癒力の働きで
自然と治っていきます。
しかし一向に良くならない人いる。
何をすれば体は良くなるのか?
反対に悪くなるのか?
この違いはどこにあるんだろう?
自分の周りにはこの疑問に
納得の行く答えを出してくれる人は
医師や先輩柔道整復師を含め
一人もいませんでした。
「コリって何?」
「ケガでもないのに体に痛みが出てるって何が起きてるの?」
「揉んで体が楽になる人と悪くなる人の違いはどこにある?」
「からだが治るって何?」
単純だけどたくさん疑問が生まれました。
この答えを求め私の整体人生は始まります。
そしてようやく
答えを紐解くヒントに
たどり着きました。
それは「人の体は歪むんだ」という視点と
歪んだ体を整え戻していく「整体」という技術でした。
「からだを治す」という答えを探し求め
いろいろやってきた今だから断言できます。
痛みなどの症状を改善し
不調に悩まされず生ききるための鍵が
整体にはあります。
本当に体が整ってくると
呼吸が深くなって血液循環が改善します。
整体いっせいで提供している整体は
そんな特別な整体です。