木も見て森も見る
「局所」ではなく「全体」を診る理由
体には壮大な循環システムがあります。
循環システムは何をしているのか?
突き詰めていくと
体を構成している細胞の代謝です。
代謝とは細胞の入れ替わりのこと。
古くなった細胞や体に生じた悪いものを処理し
また新しく害のないものが作り直され・・・を繰り返しながら
体は健康な状態を維持しています。
体の細胞はおよそ2年で全て入れ替わります。
そのシステムのお陰で
何十年も体は使えるのです。
この循環が狂い始めると体に不調が出始めます。
なかなか取れない痛みやつらさを
抱えている人は循環システムが
うまく機能していません。
体の隅々の細胞まで
質の良い体液の旺盛な循環があれば
健やかな状態を維持できます。
私達の身体は本当にうまく
素晴らしく作られています。
体液循環に滞りのない
バランスの取れた状態で過ごせたなら
歳を重ねても
関節や筋肉を傷めることは
ほとんど起こらないようになっているのです。
整体いっせいでは
調子の悪い状態から症状のない
快調な状態を取り戻すため
整体や鍼灸の技術を使い
体のバランスを整え旺盛な体液循環を
取り戻すアプローチを行っています。
これが「100年ボディ・メンテナンス」です。
整体いっせいのアプローチは
全体を診るところから始まります。
なぜ「全体」を診る必要があるのか?
それは不調の原因が
痛みを出している場所にあるとは
限らないからです。
「なんとなく調子が悪い」
そこそこのお歳の方が
よく口にするセリフです。
その正体は加齢による老化現象ではなく
体の重心軸が偏ってしまい
「重力負け」から来る全身の緊張です。
もちろん
自覚症状を感じている部位自体が
問題を起こしている時もあります。
・・・が、多くは
自覚症状を感じていない部位の「不調のタネ(著しくコンディションの悪くなってる所)」
にあったりします。
重力負けを起こし発生している全身の緊張には
なかなか自覚がありません。
この「自覚のない緊張の蓄積」こそが不調の本体です。
体の調子を取り戻そうと考えるなら
症状の出ているところだけにとらわれず
全体を診て、この「隠れた原因」を見つける必要があります。
そして隠れた原因に対処していかないと
的を射たアプローチにはならないのです。
「動かす」「破壊と再生」「整える」3つのアプローチ
この「隠れた原因」を取り除き
循環の良い体を取り戻すために
当院では次の3つの技術を必要に応じて使い分けています。
「動かす」
「破壊と再生」
「整える」
それぞれのアプローチについて説明します。
1. 「動かす」技術(弾力性のある体を取り戻す)
重力負けを起こすと
重心がそれ以上崩れないよう
筋肉は常に緊張状態になります。
この時の緊張状態ですが
多くの場合力を入れてる自覚はありません。
見た目としては関節の動きがないので
筋肉が動いていないように見えます。
が、力が抜けなくなっています。
自分の体のことなのに
コントロールが効かなくなっているのです。
厄介なのは
「固まっていることに、自分では気が付かない」
ということです。
無意識の力みが長く続くと
体はゴムのような「弾力」を失い
固まっていきます。
ここまでくると少し運動したくらいで
弾力性は戻ってきません。
体液循環も滞ります。
整体いっせいでは
本人ですら気付いていない
動きが悪くなっている部位を
体の動きと手の感覚で的確に探し
弾力性が回復するように動かしていきます。
いったん固まっていた所が動きはじめ
ゴムのような弾力が戻ってくれば
あとは自然と体液循環が回復し
状態は良くなります。
これが「動かす」技術です。
2. 「破壊と再生」の技術(再生スイッチを入れる)
「破壊と再生」といわれると
ドキッとするかもしれません。
しかし健康なカラダでは常に一定の割合で
細胞の「破壊と再生」が繰り返されています。
(新陳代謝のことです)
この技術はそれを意図的に行うアプローチです。
先ほどの「動かす」でお話した
体液循環が乏しくなり
硬くなってしまった筋肉や組織。
その中には
まるで「サビ」がついたように
どうやっても動かない
頑固なコリになっている場合があります。
整体いっせいではこれを
「コリの中のコリ」と呼んでいます。
サビついた部位は
少々動かしたくらいでは
ビクともしません。
サビがこびりついたまま。
そこで
硬くなった部位を意図的に「あえて壊し」
そのあと起こる再生を促すアプローチを行います。
いわば体のリフォーム工事です。
コリの中のコリをあえて壊して再生させる為に
鍼を打ったり強めの圧をかけたりします。
※ご注意
この「破壊と再生」のアプローチは体への負担を伴います。
コリがあるからと「破壊(壊すこと)」ばかり続けていくと
かえってバランスを崩しコンディションが悪くなります。
(強いマッサージばかり受けている人がどんどん調子を崩していくのはこのためです。)
そのような理由から
いくら希望されても、このアプローチは
「本当に必要な時に必要な場所にだけ」
私が判断し限定して行っております。
3. 「整える」技術(重心軸を合わせて重力負けから解放する)
体のアプローチとしては最上であり
「100年ボディー・メンテナンス」の
核となる技術です。
「動かす」や「あえて壊す」は
来院された全ての人に行うわけではありませんが
この「整える」アプローチは
全ての人に行っています。
体には自分自身を内側から
治す力が備わっています。
その働きを最大化させる為に必要なことが
「軸を整える」ということ。
体の重心軸を整え
重力に対して垂直に立てるようになると
筋肉の無駄な力みが消え
「重力負け」の状態から解放されます。
すると
せき止められていた水が流れるように
滞っていた全身の体液循環が促され
自分自身の治癒力によって
不調な部位の修復が進んでいきます。
これが「整える」アプローチです。
「動かす」「あえて壊す」をしなくても
「整える」だけしていれば
体はどんどん良くなっていきます。
が・・・
あまりにも長い間
体が歪んで重力負けを起こしている状態だと
「整える」アプローチだけでは
弾力性を取り戻すための時間が掛かり過ぎてしまうのです。
そこで
最短ルートで改善へ導くために
「動かす」「破壊と再生」といったアプローチを
体の状態を診ながら組み合わせて施術をしているのが
整体いっせいのやり方です。