カラダ全体を診る
なかなか取れない痛みやつらさを
抱えている人って
ちゃんと体液が巡っていなくて
問題が起きている場合がほとんど。
体は細胞の隅々まで質の良い
旺盛な体液の循環があれば
健やかな状態を維持できます。
関節や筋肉はバランスの取れた状態で
体を上手に使っていれば歳を重ねても
傷めることはほとんどないのです。
整体いっせいでは
調子の悪い状態から症状のない
健康な状態を取り戻すために
整体や鍼灸の技術を使い
体のバランスを整え旺盛な体液循環を
取り戻すアプローチを行っています。
体のバランスを整え旺盛な体液循環を取り戻す為には
からだ全体を診て整える必要があります。
体の姿勢やバランス
筋肉の緊張
関節の動き
肌の色ツヤ
呼吸の入り方
炎症の有無などなど。
症状を訴えている所もしっかり診ますが
局所だけにとらわれずカラダ全体を診て
治療を進めていきます。
来院される方の多くは慢性症状の悩みです。
慢性症状は体中に負担の掛かっている部位も多く
効果的な治療を行うには全体を診ていかないと
的を射たアプローチにならないのです。
症状の出ているところだけを追っていてはダメです。
全身を診た上で
その日その時に最も効果の出る部位を見つけ
最適なアプローチを施していく。
それがいっせいの整体です。
「動かす」「破壊する」「整える」3つのアプローチ
薬に頼らず整体で症状改善や
体のメンテナンスを行うには
「動かす」
「破壊する」
「整える」(体液循環を促す)
技術が必要です。
それぞれの技術について説明していきます。
「動かす」技術
一日中デスクワークをしている人を例に話を進めます。
同じ様な姿勢でカラダ全体を動かすこと無く仕事をしていると
よく動かしている部位とほとんど動かしていない部位が出来ます。
よく動かしている所は筋疲労が生まれます。
ほとんど動かしていないところも
筋肉がお休みしているということではありません。
その姿勢を維持するために筋肉が
同じテンションで収縮し続けている所があるのです。
この状態でも筋疲労が生まれます。
ただ前者と後者では
筋肉の状態が違ってきます。
よく動かした結果生まれる筋疲労は
体液循環もそれほど悪くなっていないので
放っておいても大きな問題は起こりにくいです。
少し運動したりマッサージでもすれば
調子は戻ってきます。
でも
動きがほとんど無い状態で
緊張が続いた筋肉のダメージは
想像以上に大きいものがあります。
硬くなりすぎて体液循環が乏しくなり
少々運動したくらいでは元通りにならない
そんなコンディションになってしまうのです。
そうなってしまった筋肉を
自分で見つけ出して動かし
体液循環を促すことはとても難しい。
そこでプロの整体師の出番です。
「どこが動いていないのか?」
本人ですら気付いていない筋肉の不調部位を
体の動きと手の感覚で的確に探し動かしていきます。
これが動かす技術です。
「破壊する」技術
カラダを治すのに
「破壊」
といわれるとドキッとするかもしれません。
しかし健康なカラダでは常に一定の割合で
破壊と再生が繰り返されています。
それを意図的に行うアプローチです。
先ほどの「動かす」でお話した
体液循環が乏しくなり硬くなってしまった筋肉。
こうなってしまうと改善までは少々やっかい。
硬くなっていた期間や条件によって
いくら動かしてもそれだけでは
弾力性のある筋肉に戻らない場合があります。
この状態をいっせいでは
「コリの中のコリ」が出来た
と呼んでいます。
コリの中のコリはどうすれば解消するのか?
少々からだを動かしたくらいでは取れないので
硬くなった部位を意図的に破壊し
そのあと再生を待つアプローチが有効です。
コリの中のコリを破壊する為に
鍼を打ったり強めの圧をかけたりします。
気をつけないといけないのは
破壊を伴うアプローチなので
ダメージを最小限にする必要があります。
コリの中のコリをピンポイントで探し
アプローチする技術が必要になるのです。
これが破壊の技術です。
破壊アプローチは対処療法です。
破壊アプローチばかり続けていくと
どんどんコンディションが悪くなります。
限定して行わないといけない
アプローチなのでいくら希望されても
必要がなければ行いません。
ちなみに
強い力のマッサージばかり受けている人は
破壊が進んで不調になっている人が多いです。
自分自身で筋肉をゴリゴリマッサージしている人も
同じメカニズムで調子を悪くしていきます。
ご注意を。
「整える(体液循環を促す)」技術
体へのアプローチとしては最上のアプローチです。
これだけしていればどんどん良くなります。
整体いっせいでは
動かすアプローチや破壊するアプローチは
全ての人に行ってはいません。
しかし整えるアプローチは
全ての人に行っています。
体には自分自身を治す力が備わっています。
その働きは血液を始めとした
体液循環によって行われます。
体液循環を促し自分自身の治癒力によって
体の調子を良くしていくのが
「整える」アプローチです。
これを実現させるには
体の表面ではなく「内側」から
整えていく必要があります。
これをするには特殊な技術が必要です。
これが整える技術です。
内側から体が整っていくとき体液循環は促されます。
そして不調だったところが修復され
調子が良くなってくるのです。
「動かす」「破壊する」をしなくても
「整える」だけしていれば
体はどんどん良くなっていきます。
ですが・・・
あまりにも体液循環が悪くなっている所や
コリの中のコリはいくら内側から体を整えても
状態が改善するまで時間が必要になるケースが多いのです。
それを補うため「動かす」「破壊する」といった
アプローチを取り入れています。
この3つのアプローチを
その時の身体の状態を診て
限られた時間の中で
最大の効果が出るよう
使い分けて行っているのが
整体いっせいのやり方です。