住所:大阪府堺市西区浜寺船尾町東3-389 シプテル小出1階
電話:090-6236-1922
朝6時から施術OK! 完全予約制
当院では医療行為は行っておりません
膝の痛み 腫れ(水が溜まる) 違和感
よくいう「膝に水の溜まった状態」です。
膝の関節内で炎症が起こっています。
症状を改善させるのに重要な点は、この溜まった「水」は悪者じゃないというところ。
そしてナゼ水が溜まるような状態になってしまったのか?
この2つを理解することがとても大切です。
人の体に起こることには全て「原因」と「結果」があります。
症状の改善を考えた時に、結果ばかりにフォーカスしていては上手くいきません。
なぜそうなったのか?原因からのアプローチが最重要です。
整体いっせいに「なかなか膝が良くならないんです」といって来る人のほとんどは、症状という「原因」に対してのアプローチしかしていない人たちです。
水の正体は、傷付いた関節を修復するために、自ら放出した薬のような成分を含んでいます。
関節の傷が修復されると炎症が治まり、自然と水は体に吸収されていきます。
水の溜まっているところでは、関節内の限られたスペースに液が放出されるので、膝の曲げ伸ばしの際に液が圧迫され、内圧が高まった時に激しい痛みが出てしまいます。
また膝の曲げ伸ばしで関節を動かした際、傷付いた所が刺激されると痛みが出ますし、炎症を起こしている所は「自発痛」といって、何もしていなくても、その部位がズキンズキンという痛みを出します。
とにかく痛みの出やすい状況になっています。
違和感は水の溜まる状態の初期症状として出る場合が多いです。
少しだけ水が溜まった状態を違和感として認知しています。
痛みの出方も特徴的で「激痛」が出やすく、ほんの少し膝を曲げるだけで、痛みが走り、動くのが怖くなります。
痛くて怖いものだから、無意識に足の筋肉が力んでしまい、さらに悪い状態が体に出来上がり、体の修復が遅くなる。
という負の連鎖へとつながりやすいです。
病院のアプローチで「水を抜く」という処置があります。
関節内の内圧が下がるので痛みが和らぎ、抜いた瞬間から膝の曲げ伸ばしがし易くなります。
痛みは和らいで、曲げ伸ばしし易くなりますが、薬を抜く行為と同じなので、傷んでいる関節内部の修復が遅くなるというデメリットがあります。
ここで「痛みがマシになったー!」と喜んで、普段どおりに体を使っていると、まだ修復されていない組織が、簡単にさらに傷付き、再発する可能性が非常に高いです。
「水溜まるのはクセになるよ」といわれているのはそのためです。
結局治っていないから、治していないから再発しているだけです。
水を抜くというのは結果に対してのアプローチなので、原因に対してのアプローチが抜けています。
これではいつまで経ってもよくなりません。
痛みが酷くて日常生活に支障をきたしているような状態では、一時的に水を抜くというアプローチもいいですが、同時に原因に対してのアプローチも行うべきです。
整体いっせいでは原因に対してのアプローチを行っています。
ちなみに多くの人は原因と聞くと「加齢」「体重」「運動不足」を連想しますが、年寄が全て膝痛になるわけでもないし、体重のある人も同様、日中ほとんど運動しない人であっても、水の溜まらない人は溜まりません。
そんなどうしても抗えないものが原因ではありません。
症状改善をあきらめる必要はありませんよ。
体が悪くなるには「原因」そして「結果」という流れがあります。
体を良くしていくにも原因を解消するというステップから始めないといけません。
対処療法だけしていては悪化につながります。
膝の内側が痛む
膝の内側に痛みが出る場合、以下のような状態が考えられます。
- 膝の内側を通る筋肉の緊張痛
- 膝の内側を通る筋肉が骨に付着する所で炎症を起こしている
- 大腿骨内側顆と脛骨内側顆あたりの関節軟骨の損傷
- 鵞足炎
- 内側側副靱帯の損傷
- 内側半月板損傷
ケースとして多いのは1,2,3、4です。
3の状態を放置し、ひどくなると6に発展していくケースもあります。
TVコマーシャルなどを見ていると「関節軟骨が加齢ですり減って・・・」なんていってますが、加齢で痛みが出る程関節軟骨が自然と傷つくことはありません。
膝の関節軟骨は、腰や骨盤の位置が正常でない状態で長年使っていると傷めるものです。