整体は加減と相性

こんばんは金澤一声です。
整体のクライアントから「良い整体師(院)を選ぶポイントってありますか?」と聞かれた経験から、ホームページには自分の経験から言えるポイントを書かせていただきました。
技術かな?
人間性かな?
治療院の清潔さかな?
駅近くかな?
値段かな?
駐車場があることかな?

などなどそれぞれ思い浮かぶポイントはあると思うんです。

・・・で、一体ナニ?ってところなんですが、クライアントから聞かれた時には、こうお答えしています。
整体で大切なのは「加減」と「相性」
これがアナタに合うところが良い整体師だし、整体院です。って。

あまりにもまとめすぎたので補足説明を。
まず加減

加減っていうのは「相手に合わせた施術が出来るかどうか」ということ。
その上で、相手が望む体の状態に誘導できるか?という、どちらかというと技術的な側面を言っています。
人によって感受性も違うし、症状も違う。望む体の状態も違う。

同じ人でも毎日カラダの状態は変わっているので、それに合わせて整体する技量を持っているのかどうか?というのが「加減」。

 

次は相性

整体は人対人が接する場だから、相性は特に大切。

簡単に言えば「気が合うか」、含みをもたせれば「人の器」とも言える。
自分以外はみんな他人。

自分の中でも「好きな部分」と「苦手な部分」が有るくらいだから、赤の他人だとそのギャップがもっとあって当たり前。
気が合う人への施術は、自分と感性が似てるから理解しやすく合わせやすい。

でも、気が合わない人の施術になると、自分と感性が違うから、理解し難いので施術しにくい。気を遣う。
そんな時「なんてやりにくい人なんやろ?ウチには合わないなぁ」と切り捨てるのも一つの方法。

だけどこれじゃ治療家のミッション「人に役に立つこと」が難しくなる。
エゴも大切だけど、エゴを満たすためだけに仕事ってあるんじゃない。

その両立ができるバランスを常に求めていく。この姿勢が大切だと考えています。
自分の器を大きくしていくには?と考えることも大切だし、目の前の人の器の成長もどうしたら起こるのか?を考え続けるというのも大切。
考え実践していく中で、自分の器が少しづつ育まれていく。

相手を変える事は出来ないけれど、相手の器がどうすれば成長するのか?を考え誘導していくアプローチはできる。

そんなことを繰り返しやっていく中で、治療家として対応できる相手がどんどん増えていき、ラクになる人が増えていく。

そんな姿勢・・・人の器の部分が「相性」だと思う。

 

生涯に渡って、技術を深め広げていく姿勢と、器を広げていく姿勢。

これが治療家の姿勢だと思うし、さらに経験というエージングによって強固なバックボーンが構築できる。

 

トシ取ったら弱くなる・・・こんなん迷信で戯言。

年々骨太!

結構いいんじゃない。
( ̄ー ̄)ニヤリ

 

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issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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