また歪むけれど・・・「お手入れが大切な理由」

台風の影響で風が強い堺市の整体いっせいです。

整体は文字通りカラダを整えていく施術です。

何かしらの原因があってカラダは歪んでいき、ある一定のレベルを超えた時に痛みや不快感、しんどさなど何か不調が出ます。

そして整えてリセットをかけて、また日常を過ごしていただく・・・。

これもよくある質問なんですが「いったん整ったカラダはもう二度と歪まないんですか?」という質問。

同じような質問で「これ(体の整った状態)は、いつまで持つんですか?」というのもあります。

結論からいいますが「生きている内は体はまた歪みます」。

僕もいろいろ勉強してきましたが、このやり方で一度カラダが整えば金輪際歪みの出ない体になるような、整体や技術、方法にはまだ出会えていません。

生きて生活している内は、カラダは歪むものだと理解しています。

カラダが歪んでいくのは、自分自身のカラダの使い方の癖であったり、仕事やスポーツなど特定の動きを日常的に繰り返した結果出てくるもの。

内臓のコンディションでも歪みは出るし、精神的な緊張状態や、モノの考え方でも歪みは起こります。

エネルギー的な地場の問題など、体を歪ませる要因はあまりにも溢れすぎていて、どれか一つにしぼり込むのも難しい。

ただ多くの人に共通する原因は、仕事や運動なので、それをスッパリ辞めてしまえばカラダの歪み方は変わってきます。

しかしこの方法は現実的じゃない。

仕事や運動を簡単にはやめることは出来ません。

じゃあどうするのか?

「こまめに体のお手入れ(メンテナンス)」しかない。

「え!だってまた歪むんでしょ!やっても意味無いやん!」

ところが無意味じゃないんです。

体の手入れをし続けた人とそうでない人との間には、年齢を重ねた時に取り返しがつかない大きな差となって体に変化が出ます。

お手入れをしているカラダは、たとえ歪みが出ても比較的早く簡単に歪みが取れます。

お手入れが出来ていないカラダはそうはいかない。
少しの歪みを取るだけでも難しい場合もあります。

歪みを放置すると、その歪みの形に合わせて骨の形が変わっていきます。
いわゆる「変形」です。

変形は年寄りになったから出るものじゃない。

おかしな体のバランスで過ごし続けた結果、カラダがその形に合わせて「進化」したものです。

カラダが変形すると、変形の過程では痛みなどの症状が出るし、変形しきった後では関節の可動域が制限されるようになるので、いままで出来ていたことが出来なくなります。

もうこうなってしまうと整体ではどうにもなりません。
病院で手術などの選択肢を選ばないと、いけなくなってくる。

お金も時間も驚くほど掛かるようになるし、何より「もう、元には戻せない」そんな状況になってしまいます。

そんな先が見えているから・・・そんな未来になってほしくないから僕は、特にウチにご縁の合ったクライアントさんには「カラダのお手入れをし続けて下さいね」と言っています。

毎回歪みを取っていくのは小さな差かも知れません。
しかし行き着く先は取り返しのつかない大きな差になります。

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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