風邪を引いたらうどん屋へ

自己治癒力

 

子供のころ風邪ひいたら

お金握らされて

「うどん屋に行って来い!」って

近所のうどん屋に行かされてました。

 

 

この話が分かる人は

間違いなく40オーバー。

 

そんな40オーバーの一声です。

 

 

40アンダーのためにちょっと説明・・・

 

なんで風邪ひいた時

うどん屋に行って来い!って言われるのかというと

 

昔のうどん屋さんには大抵

「風邪薬」が置いてあったからで

 

うどん食べて体温めて

うどん屋に置いてある風邪薬を飲むと

不思議と汗がいっぱい出てきて

風邪が早く治ったんです。

 

「早くうどん屋に行って来い!」って

そのころはちゃんとした風邪の治療法の

一つやったんですね。

 

ちなみにうどん屋の風邪薬は

「ミミズの頓服」なんて呼ばれてました。

本当にミミズが使われてたのかは

わかりません・・・。

(とにかく苦かったことだけは記憶に残っています。)

 

いまやったら薬事法云々で完全にアウトなんですが

 

何がアカンのかな?ってふと思います。

「汗出すことを促せば、風邪は早く治る」

これは理にかなってるから。

 

 

 

昔はよほどのことがない限り

発熱しても解熱剤をすぐには体に入れない。

 

病院にもよほどのことがない限り

行かなかったし、行けなかった。

 

 

解熱どころか発熱を促し

汗がたくさん出るようにしていく。

 

 

民間医療って馬鹿にされそうな事かもしれへんけど

身近にある治療法や昔から伝わってることって

人間が数千年の中で得た叡智の結晶。

 

それを

「時代遅れだ」

「科学的根拠がない」

なんて言って忘れていくのは

本当にもったいないし

 

否定するなんて言語道断!!!

 

 

いままで治らなかった病気が治るようになった!

これは素晴らしい医療の進化。

 

だけど自分の力で自然と治せるものを

自然と「治させてあげない」のは

カラダを過保護にする。

 

過保護は結果的に退化につながり

余計に可哀想な結果にたどり着く。

 

 

優しく育てられたものほど

「変化に弱い」。

変化に順応する力が削ぎ落とされていく。

 

そのツケは

後になって必ず回ってくる。

 

 

熱が出てしんどい時に

少しでも早く熱を下げてあげて

楽にさせてあげたい・・・

 

これは親心。よくわかる。けど・・・

 

ここでもう一歩踏み込んで

「ウチの子はこんな病気に負けない!」

子供が病気に打ち勝つ力を信じてあげて

 

親も「グッ」とこらえて、何もせず見守る。

 

そして

もっと熱が出て、早く汗が出て治りますように!

自分の力で病気を克服していきますように!

 

そんな姿勢で見守ってあげる。

そういうのも素晴らしい親心やないですか?087

 

 

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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