腰痛の原因の原因 (全三回の2回目)

こんばんは金澤一声です。
前回は腰の痛みの原因として
原因その1
関節が出す痛み

原因その2
神経が出す痛み(”痛み”を感じるのは”脳”なので、全てが”神経の痛み”と言える訳ですが、ここでは末梢神経がトリガーされて出て来る痛みを指します。)

原因その3
筋肉が出す痛み

原因その4
内臓の病気によって出て来る痛み

原因その5
血液やリンパ液の流れに問題があり出て来る痛み

原因その6
目に見えないエネルギーの問題から起こる痛み
6つを挙げました。

これだけだとよくわからないので、一つ一つについてもう少し詳しくお話します。

 

関節が出す痛みについて

関節は2つの骨と、それをつなぎとめる組織、そしてなめらかな動きを確保するための滑膜や関節軟骨、そして関節潤滑油の働きをする滑液と、滑液を漏らさない袋で出来ています。

これらの何処かに損傷が起こったり、関節の中で炎症が起きたり、関節の位置が正常じゃないポジションに来て引っ掛かった時に痛みが出ます。

 

神経が出す痛みについて

主に神経が物理的な力で圧迫された時に起こります。

上下の椎間関節の隙間から出てくる神経が圧迫されたり、硬くて緊張した筋肉に神経が圧迫されたりした時に痛みが出ます。

椎間板ヘルニアによる、脊柱管内での神経圧迫によるものもあります。

また神経が炎症を起こしたときにも出ます。

 

筋肉が出す痛みについて

筋肉に負担がかかり、過緊張の状態が続くと痛みが出ます。
また筋肉が緩みすぎ、弛緩状態になっても痛みが出ます。
筋肉が炎症を起こした際にも痛みが出ます。

筋肉のコンディションが悪くなると、特に力を入れなくても緊張状態が続き、過緊張の痛みが出ます。

筋肉の状態が悪くなると、筋肉が収縮しようとしたり引き伸ばされたり、また押し縮められたり、圧迫された時に痛みが出やすい筋肉になります。

 

内臓の病気によって出て来る痛みについて

胃がんやその他、内臓の病気の時に「関連痛」として、腰に痛みを感じることがあります。

ただ、ケースとしては多くありませんでした。

 

血液やリンパ液の流れに問題があり出て来る痛みについて

血流が悪くなると、組織(筋肉・腱・靭帯・関節・神経)に栄養が送れなくなり、痛みの原因になります。
例えば長い時間正座してて、脚が痺れ、立ち上がった時にでる痛みなんかもそうです。

ばい菌が入ってきた時に、リンパ節が腫れたりもしますが、そのときにも痛みが出ます。

 

目に見えないエネルギーの問題から起こる痛みについて

人間の体には、目には見えませんが全身をエネルギーが絶え間なく動いています。

それが何らかの作用によって、滞ったり、流れにくくなったり、また反対に流れ過ぎたりした時に痛みや違和感などが出ます。

 

専門的な話になったのでさらに分かり難くなったと思いますが、腰痛が出てる時はこういう視点でカラダを観察して施術のポイントを決めています。

 

明日はいよいよ「腰痛の原因の原因」についての話です。

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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