腰痛の原因の原因 (全三回の3回目)

こんばんは。金澤一声です。

腰の痛みを解明する壮大な全3回のストーリー。笑
最終回です。
結局今回の話をお伝えしたかっただけですので、先の2つの話を読んでいなくても問題ありません。

また「難しすぎてよくわからんわー」という状態でも大丈夫です。
ではいきます。

昨日までは「こんな所がこんな状態になると腰痛が出るよ」という話を細かくしていました。

まず考えて欲しいのは「なんでそこがそんな状態になったのか?」という部分。
これこそが「原因の原因」です。

例えば、関節が炎症を起こして痛みが出ていたとしましょう。

そんな時「なんで関節が炎症を起こしたのか?」を考える必要があります。

筋肉が硬くなって痛みを出しているなら、なんで筋肉が硬くなったのか?を考えていくわけです。

血流が悪くなって痛みが出ているようなら、なんで血流が悪くなってるのか?・・・そんな感じで痛みの原因の原因を掘り下げていきます。
人の体は何かしらの反応が出ている時、必ず理由があってその反応が引き起こされています。

よく「私はもう歳だから」といって、それを理由に考えている人(女性に多い)はいますが、歳を重ねることや性別が理由になることはありません
齢は理由ではありません。
齢は理由ではありません。
齢は理由ではありません。

大事なので3回繰り返しました。

それ以外の理由がちゃんとあるわけです。
関節がいきなり炎症を起こしません。
筋肉が何もないのに硬くなりません。
血流も理由なく流れが悪くなりません。
それらを引き起こす理由・・・
腰を強くぶつけたとか、交通事故に遭った、何十時間も同じ姿勢で過ごしていたとか、仕事で決まったカラダの使い方を毎日しているなど、必ず何かがあります。
なかなか筋肉の硬さが取れないときは、作業などで筋肉を使い過ぎて硬くなった・・・という視点ではなく、カラダの歪みを考えてみます。

筋肉はカラダに歪みがあると、そこがそれ以上歪まないようカバーしようと緊張し続けるのです。

そんな時は歪みを取ってあげれば緊張が取れてきます。この場合、筋肉の緊張を出してる原因はカラダの歪み、ということです。
それぞれの原因には、もう一歩踏み込んだ所に「原因の原因」があるんです。

そこを見極めてアプローチをしていかないと「当てずっぽうの整体」「当てずっぽうの治療」になるし、改善への道は拓けません。

 

カラダってとても素直で、何をして傷めたのか?は、プロが触ればある程度推測が立ちます。当の本人ですら忘れていたような出来事でも、カラダにはちゃんと履歴が残ってるので。

 

その履歴を辿って、理由を探し、今以上ひどくならないように整体で出来る部分は整体でアプローチし、本人さんに気をつけていただきたい部分はお伝えしてカバーしていただく。
こういう循環に入っていかないと、腰痛・・・特に慢性の腰の痛みは、なかなか改善しないものです。
くれぐれも「症状だけ抑えること」に始終しないで下さい。

必ず「原因の原因」も考えてみて下さい。

 
辛い時は一時的に痛み止めを飲んでやり過ごすのも良いです。

・・・ですが「原因の原因」にも同時にアプローチしていって下さい。

 
カラダが冬支度を始めています。
歪みが出やすく、ギックリ腰が出やすい時期になりました。
さっさと歪みを取って冬を乗り切れるカラダを手にして下さい。

→10月の施術。キャンセル待ちの状態です。

ご希望の方はキャンセルが出次第連絡させて頂きますので、連絡いただければと思います。

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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