痛みの陳述

こんばんは。金澤一声です。

ストレスさんのお友達「痛み」さんが、人を不快にさせた罪で訴えられたそうです。

今日はその陳述。彼の意見に耳を傾けてみようと思います。

 

-なぜアナタはそれほど人に、不快を与え続けるのですか?-

以下、痛みさんの意見。
ワシかてなぁ、人に嫌われようおもてやっとんちゃうねん。
ただ、親心ちゅうんかな?・・・「それしたら危ないで」とか「そのまましとったらアンタ死んでまうで」っちゅう時に早よ教えたろ!思ってな。

ほら、痛かったら人間言うこと聞くやん。耳傾けるやん。

そういう状態つくりとうてやっとんねん。

 

これがもし「気持ち良いこと」やったら、そのままやり続けるやん。人間って。
例えば、熱っつい鉄板の上に手をのせてしまった時「気持ちエエ~」感じしかせえへんかったら、手が黒コゲなって使い物にならんようになるまで、そのままにしてまうやろ?
怪我して血がドバドバ流れてるんやったら早よ血を止めんとアカン。死んでまうからな。さっさとそれに気がついて血ぃ止めんとアカンやん!

 

だからワシが、このまま放うっとかれへんように刺激与えてやなぁ、手ぇ引っ込めさせるように、何かしらの手を早急に打つように仕向けとるねん

腰の痛みとかかてせやで。
もう無理です。目一杯使うてます。ってカラダが言ってるのに、使おうとするから・・・動こうとするから、ワシが一役買うて知らせとんねん。
本音いうたら、そらワシかて人に好かれたいで。

 

さっき話した「気持ちエエさん」が羨ましいって思うことも、ようあるわ。

好かれて、みんなに求められてなぁ。
一方こっちゃ「ペインクリニック」に「ペインキラー」ときたもんや。

ペインキラーって・・・ワシ狙い撃ちやがな。天と地ほどの差や。
同じチームのモン、悪口言うたらアカンのやけど、でもアイツ罪つくりやねんで。

「気持ちエエさん」ばかり求めた人間は、命短こうなっとる。

100歳まで生きられますよ!ってせっかく神様がくれたカラダやのに、30年位で死んでもうとる。
ヒトのそんな姿見てるとなぁ・・・なんやこう切なくなってナァ・・・

 

やっぱ、ワシが頑張らんとあかんなぁって思えてくるねん。

ナンボ嫌われようが、コイツが寿命全うするまでヒールに徹したるゾ!って。

痛みバンバン出し続けたるゾって。
こうやって訴えられとるけどワシ、アンタが生まれてからずっと、アンタ支えて来たんやで。

小ぃそうて、言葉もよう喋らん、オカンの乳吸うのもやっとのアンタ・・・言葉でよう表現できへんアンタの気持ちを察して、それをオカンや周りの人間に伝えられるよう手を貸してたんやで。

覚えてへんやろうけどな。

 

まぁエエわ。

別に好いてくれ!とは言わんし、好かれたらワシの存在は終まいや。とも思うとる。

ただ、ワシが騒ぐ時、ちょっと自分の体のこと思うて欲しいねん。

それだけや。
あ・・・あとな。

精一杯生きとくなはれや

ほな。

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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