バランスの妙 消化の世界

どうでもいい話し

こんばんは。金澤一声です。

今日は「消化」について。

もう年末が迫ってきてて、忘年会のスケジュールや友達とのパーティーなんかのスケジュールが目白押しの人も多いと思います。

そんな時にフル活動するカラダの仕組みが「消化」。

口に入れた食べ物は、数時間後には全く違った形となって体の外に出されます。

その過程で食べ物に含まれる、生きるために必要な栄養は抽出され、血液に乗ってカラダの隅々にまで行き渡るようになっています。

食べ物を、栄養が抽出できる形にするのが「消化」で、カラダの中に取り入れていく働きが「吸収」。

そして栄養を抽出した残骸を、カラダの外に出すのが「排出」。
その中の消化の話です。
焼肉を食べに行って、ホルモン部分をいただくこともよくあると思います。
牛や豚の胃袋や腸など、かなり美味で大好きなんですが、自分の胃袋は消化されないのに、胃袋の中に入ってきた肉類は消化されます。

改めて考えるとホンマに不思議で、なんで自分の胃自体が溶かされないのか?疑問でした。

胃の消化液は胃の内側から全て出ています。

その消化液は「強酸」で、酸の力を利用してお肉を溶かして消化を進めています。

でも胃自体が溶けてしまうと問題。

そうならないよう、酸は、胃の内側から分泌された瞬間は「酸」じゃなく、胃自体の細胞を溶かすような力が発揮されないようになっています。

そして胃の内側から分泌されて、胃の内側をコーティーングしている粘液の上に染み出してきた時に、はじめて化学反応が起こり「酸」の力を持った液体に変わるんです。

ここで強い酸性を発揮しても、粘液が胃の内側をコーティーングしてるので胃の内側は、直接酸にさらされないので溶けることはありません。

そして粘液も、途絶えるとそこから酸が侵入してきて、胃がやられてしまうので、途絶えることのないようどんどんと分泌されていきます。

すごくアナログな仕組みが、絶妙のタイミングで繰り返され続ける世界

それが消化の世界。

 

カラダには消化だけでなく、絶妙なアナログの仕組みが働いている部位はたくさんあります。

精妙であり、絶妙。・・・それがカラダの働き方。

 

だからこそチョットした乱れで、ドミノ倒しのようにいろんな部位がアクシデントを起こすこともよくあります。

 

そうならないよう、その「チョット」が起こらないように、こまめなメンテナンスや心遣いがやっぱり大切なんだよなぁ。

 

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issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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