なんでカラダが歪むまでわからないんやろ？

一声です。

 

「整体」というものに出会って20年になります。

 

整体って歪んだカラダを整える

技術のことなんですが

 

初めの頃は

「カラダが歪む」なんて

チョット頭のおかしな人のお話やろ？

 

くらいに思ってたんです。

 

全く失礼な話です。

自分の不勉強さを棚に上げてね。

 

 

だって

「不調の原因は、カラダの歪みにあって、その歪を整えていけば調子が良くなってくる。」

 

そんなこといわれても

鍼灸師の養成学校や

柔道整復師の養成学校の教科書には

 

カラダの歪みのことなんて

ひとっつも書かれて無いんです。

 

「ああ、そうなんですね」とは

なかなか思えない。

 

 

にわかに信じられないし

イメージも全く湧きません。

 

 

まず

「カラダが歪む」ってのが

よくわかんないでしょ。

 

そして不調の原因が

そのよくわかんない「歪み」というものが

一枚噛んでる・・・

 

なんて言われても

 

「はぁ？」

 

ってなもんです。

 

 

 

でも・・・

ひとのカラダをみればみるほど

歪むもんはやっぱり歪む。

 

太陽が東から昇って、西に沈んでいくのと同じで

道理なんです。

 

むかし丹波哲郎さんも言ってました。

「あるんだからしょうがない！」って

 

 

それを踏まえ

 

大事なのは

「じゃあ何で歪むんだ？」っていう

原因を知ることです。

 

原因がわかれば

対処の仕方が見えます。

 

 

 

歪みの元は

「偏り疲労」・・・いわゆる「使い傷み」。

 

これは

からだの使い方のバランスの話です。

 

使い方が適正か？適正でないか？

という問題と

栄養とかエネルギーの問題。

 

これらのバランスが問題なんです。

 

 

日常的にカラダの使い方や

栄養やエネルギーの状態が

バランスの取れた状態で使われているのか？

 

これがカラダが歪むか歪ませないかの

カギになっています。

 

 

バランスが取れていれば歪まないし

バランスが狂ってれば

歪みはどんどん出てくる。

 

 

 

よほど高尚な趣味の人でない限り

自分のカラダを傷めつけようとして

生きている人はいないのに・・・

傷めないよう注意を払っているのに・・・

 

でもやってしまうのはなんでやろ？

 

それは

「調子の良い時はバランスを取ってる感覚が無い」

からです。

 

調子の良い時や、大きくバランスを崩すまで

自分の中にあるアンバランスには

なかなか気が付きにくいんです。

 

自覚が出ないようになってます。

 

 

ここが厄介ですよ。

 

 

気付けば対処するけど

気付かないことには対処のしようがない。

 

だから多くの人が

バランスを損ねて

カラダの歪みを拡大してしまうんです。

 

 

このバランスというのもなかなか難しいもので

一人ひとり違います。

 

 

だからお隣さんが

「これやって良かったよ」って

親切で教えてくれたことでも

 

あなたにとっては何の役にも立たないばかりか

反対に、余計にバランスを損ねることがあるんです。

 

 

バランスはあくまで

自分自身にとってどうなのか？

 

ここがポイントです。

 

 

 

まとめにはいっていきますが

 

結局自分のバランスを知るには

一旦バランスを崩す・・・というプロセスが

一般的に必要になります。

 

バランスを崩すとカラダが歪んで

良くない状態になります。

 

それは短期的に辛いことかもしれないけど

自分にとって最適のバランスを知るための

道標のようなものです。

 

 

これは生き方にもつながっていて

他人の生き方がアナタにとって

バランスの取れた生き方じゃない。

 

あなたが快適で幸せに生きていける

バランスって

 

親、姉弟、世間が

「こうしたほうが良いよ！」って

言ってることとは全く違う場合が多いんです。

 

 

 

辛いことを体験していく中で

アッチに頭ぶつけ

コッチに頭ぶつけしながら

 

「バランスのいいところ」

がわかってくるようになってます。

 

 

「そんな辛い想いしたくないからヤダ！」って

言っても、これはショートカットが出来ません。

 

 

バランス崩してる時にはとても

良い事が起こってるような感じは

しないだろうけど

 

間違いなくその時に

バランスを良いように持っていく

ヒントがあります。

 

あなたを良い方向に導く

カギが隠れています。

 

 

人の体もこの世の

無駄なことは、見事なくらいありません。

 

 

ぜひ

アナタにとっての良いバランスを

見つけて行って下さい。