シロウトだから疲れる

こんにちは金澤一声です。

整体の仕事をしているとよく
「いやぁ~大変ですね。力がいるでしょ?」

「朝から晩まで人の体触ってて疲れるでしょ?」
とか言われます。

そんな言葉を言う人は、整体の仕事って力を込めてマッサージをしているようなイメージが有るんでしょう。(自分が誰かのマッサージをしてあげる時に、とても疲れた経験があるんでしょうね。)

もしくは、強い力を加えないと人の体には変化を起こすことが出来ない。そんなイメージもあるんだと思います。
実際は・・・

結論から言うと、それほどしんどくありません。

そしてチカラは要りません。

・・・と「今だから」言えます。笑

私のところではマッサージとかはしてないんですが、仮にマッサージだったとしても、いまは朝から晩までやっていてもそんなに疲れないと思うし、実際整体だと朝から晩までやってても疲れません。(気疲れはありますが、肉体的な疲労はほとんどありません。)
なんで今はそんな感じで整体ができるようになったのか?

それはチカラの抜き方が身についてきたからです。

 

始めた20代の頃は、一人を施術するのもヒーヒー言いながらやってました。

ただガムシャラに手に力を入れるしかできなかったし、効率よくカラダを動かせるような下地も出来てなかった。

知識も経験も無かったので、どこまですれば人の体はどんな状態になるのか?見当もつかず、時間の限りカラダを動かすことしか知りませんでした。

なので毎日クタクタ・・・親指は関節炎を起こすし・・・こんな状態で、オレはこの仕事をずっとやってられるんだろうか?そう思うこともよくありました。

でも、ピンチはチャンス

指が腫れて、関節炎になると痛くて力が入れられないものだから、どうすれば関節に負担をかけず力を加える事ができるのか?

どうやって体重を掛けていけば、筋力を使わず自分の体重で施術を出来るのか?

どの位置に立って施術をすれば、腰やカラダに負担をかけること無く施術が出来るのか?

あまりにも痛くて辛いものだから、それを意識しながらカラダを使うしか無くなったんです。

・・・すると

関節やカラダに負担を掛けない体の使い方が身についてきて、それと同時にどんどん整体をするのが楽になり、朝から晩まで出来る状態になりました。

結局すぐ疲れるって、カラダの使い方が「ヘタ」なんです。

言い換えると「シロウトだから疲れる。

国家資格を取得しても、実際ヒトの体に多く触れ、カラダの使い方を身につけるまでは「シロウト」だと自分の体験から思います。

最後に

チカラは抜いて施術していますが、手抜きは一切していませんのでご安心ください。

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

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