関節が落ち着くポイント

こんばんは。金澤一声です。
今日は関節についてのお話。

関節とは骨と骨とが合わさる所で、必ず「動く部分」に存在します。
どうやって合わさってるか?というと「ジグソーパズルのピース」みたいに、お互いがうまくはまり合うような部分を持っていて、そこがかみ合うおかげで、うまく落ち着き、ちゃんと動くようになっています。
肩の関節には、肩の関節特有の形状があり、股関節には股関節の・・・そんな感じで、関節それぞれが納まるべくして納まれるようになっています。

また同じ肩の関節であっても、人によって形は違うので、ワタシの肩の関節を取り外してアナタの肩に移植しても、拒絶反応とか以前に、うまく納まらず機能しません。
整体をしてて、クライアントの体を診てるときに「あ!○○さん、肩の関節ズレてるわ。」なんていうときには、パズルのかみ合う部分の位置が引っかかってるとか、ズレてるときにそんな事を言ってます。

ジグソーパズルでもそうですよね、間違いなく隣り合ってるピースだけど、向きとか角度がおかしかったらはまらない。・・・ちょうどそんなイメージです。

・・・でここが体の反応の面白いところで、パズルのピースがかみ合っていないときには、その関節の周りの筋肉が緊張を始めます。

関節がかみ合うまで24時間365日、緊張しっぱなしの状態が続くんです。
こんな状態があると、特に何もしてなくても筋肉疲労が起こるし、筋肉痛も出てきます。

痛みの原因になってることもよくあります。

関節がかみ合っていないと、筋肉は無意識に緊張する。・・・ほとんどの関節に起こる反応です。

また、うまくはまれば・・・関節の落ち着く位置関係に骨同士を持っていってあげれば、その緊張は嘘のように出なくなります。
筋肉が異常に緊張しているクライアントの体を調整するとき、この緊張は単に筋肉の使い過ぎによるものなのか?それとも関節のズレから出ている緊張なのか?の見極めが重要になってきます。

緊張してるのは筋肉だけど、なかなか取れにくい筋肉の緊張には、関節のズレが一枚も二枚も噛んでることが多い。

こんな時は関節の位置を整えないと、いくら筋肉緩めたって仕方ないんでお気をつけください。

では

issei

issei

「変態・爽やか・クソ親父」三拍子揃った整体師の一声(いっせい) 1971年3月大阪生まれ 2021年で整体歴は25年目 大阪府堺市西区「整体いっせい」院長

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP